動物園からヤマアラシが3匹脱走して、無事戻ったそうですね。
でも、無事、っていうのもちょっとへんだよね、このヤマアラシにおいては動物園で暮らすのが安心、外は危険ってことになってる、ってことだもんね。彼らは動物園がいやだったのかどうかはわからないけど、とにかく外に行きたかったんだ。
まあ、それは別として、
このニュースはわたしにとってすごい大きなメッセージで、さっきちょっと泣いたんですけど(笑)、メディスンカードをつかってらっしゃる方はご存知の通り、ヤマアラシのメディスンは「innocence」、日本語の教科書では「無邪気さ」となってますが、もとの英語の「無罪、潔白」という意味もとても大きい、というか、それが根本だと思います。
ヤマアラシは「恐れ」を知らず、世界は遊び場だと考えているこどもの純真さ、無邪気さを取り戻す(実際は失ったわけではないので“気づく”)、みたいな感じですが、この根底にあるのが「罪悪感」ですよね。失敗したくないとか、しかられたくないとか、“そういうこと”をしてしまう(考える)自分ではいけない、“完璧”にならなければ!
では、完璧ってなんなのか、なんで失敗したくないのか、いったい何を恐れるのか、なんのための恐れか。
とにかく先日のヤマアラシ脱走は、また涙があふれてきましたけれども(笑)、わたしにとって「罪悪感をもってしまう自分」と向き合うことについてのすごい大きなメッセージだったんです。
そう、メッセージって、ほんとにいつでもどこにでもある。どんなに孤独に思えても必ずサポートされてるし、それが全体性ということですよね。そしてここで蟻のメディスンを思い出して「信頼」というメッセージのだめ押しですよ!
わたしは自分でカードを引くことはほとんどないんですが、別に意識してたわけじゃないんですけど、こうやってどこからでも現れてきてくれるからかもしれないな、といま思いました。
メッセージって、はっきりとした文章でくることもありますけど(電車の吊り広告とか)、そもそもそこに気づくかどうかですよね。メディスンカードはまさにそうした媒体で、特に全部動物だし、日本に住んでるひとにとってのメリットのひとつは、そこに描かれるみんながあまり日常的にいるものではないので、逆に目につきやすい。
アメリカに滞在してた方のお話を聞くと、スカンクはよく車にひかれてるし、フクロネズミちゃんはときどき庭に出るよと言いますし、リーディング講座を受けてくださったひとも、アメリカに行ってハミングバードをみましたと言ってましたね。つまり、インパクトがあるのでわかりやすい(笑)。今回のヤマアラシも、最初は脱走する姿を想像してかわい〜とか思ってたんですけど、待てよ、と思いこれメディスンだ、と気づいてうう…(泣)ですよ。
そう、わたしがリーディング講座をやろう、と思ったのは、まさにわかりやすくメッセージを受け取る方法、さらにそれをどうつかってくかが自分でわかればそれにこしたことはない、という理由からなんですよね。もちろん、リーディングの仕方をおぼえて誰かのために、で全然いいんですけど、どっちにしても自分でしょ?
もっといえば、誰かをリーディングしてるのであっても、自分がマインドと一体化してるのならば、これは自分に言ってることだ、と気づくことですよね。そして、エゴを見抜いていく。結局は自分。よく相手の方のいわゆるネガティブな気とかをしょったりする、とかいいますけど、それは相手の“問題”そして双方のエゴと一体化してしまうからですよね、そうでなければ肉体的な疲労はあっても、別の意味での疲れとかはないです。
と、話がちょっとひろがってしまったのでこのへんで。
で、流れなんで(笑)、ついでにリーディング講座のお知らせ。というか、もう特に募集中、とか告知も出してないんですが、全然やってますので、ご興味のある方は、質問など気軽にメールしてみてください。
というわけで、
長くなっちゃいましたけど読んでくださってありがとう。
またね〜☆