デトックスほかのっぴきならない理由で高熱&喉痛&咳&腰痛で、完全にダウンしたわたしですが、回復のために、いろんなものにお世話になりました。
いちばん動けなかったときに助けてもらったものは、当然写真など撮れるわけもなかったので画像なしですが、手作りの梅肉エキスにびわの葉っぱ数枚、タロイモパスター、大根湯など。
これは東城百合子先生考案の療法ですが、最初のリトリートでずっと食事をつくってくれていた妖精のような女の子とパートナーの好男子(いつかブログで紹介したいです)が用意&手当てしてくれました。
びわの葉っぱは宿泊先の庭に生えていたのをとってきてくれて、おでこと首に巻いて熱をとり、タロイモパスターはほんとは里芋をつかうところを、ハワイということでタロイモで、喉から胸のあたりに貼り、大根湯は喉の痛みによく効きました。
自分だけだったら点滴打ってもらいに行くところですが、ここでケミカルをつかっても原因が同じならばまた再発するし、免疫が落ちるので自然治癒力にまかせたほうがいいとのことで(実際、自分で持ってきていた解熱剤全部つかっても効かなかったんですよね...)、ネチュラル・メディスンにまかせました。
そしてリトリート後、メンバーと別れてひとりジャングルに移ってからは、ヴィーガンのアメリカ人シェフが食事をつくってくれたんですけど、まず出してくれたのはこれ。
ココナッツ・ウォーター。
ココナッツの実をうまいこと割って、ストローをさしてくれました。
実から直に飲むのはバリ島へ行って以来、何十年かぶりでしたけど、青臭さもなく、みずみずしくておいしかったです。あーまた飲みたいな。
初日の晩ごはんは、お豆腐と生姜、にんにく、玉ねぎ、野菜数種類、パプリカパウダー、味噌、海苔などを入れたスープに中華麺を入れたスープヌードル。たぶんわたしが日本人なので、和風にしてくれたみたいです。
ほんとはつくる予定のなかったところをありもので無理につくってもらったので、正直すごくおいしい、というわけでもなかったんですけど、からだにやさしい感じで、とてもありがたかったです。
それにしても、よく海苔とか常備してるよね、しかも韓国海苔でした。
翌日は本気出すべくわざわざマーケットに買い出しに行ってくれたみたいで、かなり手の込んだ2品。
まずはビーツとアボカドのサラダ。ドレッシングは塩、こしょう、パプリカパウダーにカフィアライムほか。
色もとってもきれいで、おいしかったです。
そしてメインは、かぼちゃと野菜のリゾット。
あんまりおいしそうに見えないかもですが、ほんとに絶品、すんごいおいしかった!
ココナッツミルクにカイエンヌペッパーほかスパイスとごはんは玄米、こちらもカフィアライムをつかってるとのことで、ちょっとタイ料理風なんですけど、とってもやさしい。これ、週1くらいで食べたい。。
そして液体部門。
ミネラルウォーターにザクロ&クランベリージュース、スポーツドリンク、ノニジュース、生ハチミツにcomb honey、バッチのフラワーレメディ(店員さんはバッチじゃなく「バック」って言ってた)。これをベッドに横たわりながら、欲するまま交互にとってました(笑)。
そして最後に、忘れられないのは、場所としてのメディスン。
ウォームポンド、温泉です。
溶岩で温かくなっているそうで、といっても温水プールよりもぬるいくらい、10人ちょっとで満員のひろさで、奥のほうはすこしだけ洞窟っぽく、畏怖、という言葉がぴったりくる感じ、日本なら、しめ縄張ってもいい雰囲気です。
前半のリトリートのときに連れてきてもらって、みんなで入ったときにも涙が自然とあふれて心身揺れ動くほど、浄化と癒しのちからに満ちた場所。
あとになって、ジャングル宿から歩いていける距離だとわかり、宿のひとたちからも具合が悪いならあそこへ行って来いと言われていたものの、なんとなくひとりで行くのはすこしこわかったんですよね。
でもずっと寝てるのもつまらないし、普通に歩けるほどには回復してきたので、とりあえず近所のビーチに行って、もしもたどり着けたらちょっとだけ寄ってみようと思ったんです。
というのも、わたしはある意味特技ともいえるほどの方向音痴であり、ちょっとけもの道っぽいところを通っていくので、わからないひとは近くを通っても気づかないそうなんですね。
とにかくビーチへ行って海を眺めていたら、体調のせいもありますが、こころもぐったりでなんともいえない気持ちになり、このままでは帰れないなと思って、やはり行ってみることに。
実際、迷いまくりでこころは折れっぱなし、やっぱりやめようかと思いながらも、いや、ここで意図だ、自分はこうする、と方向を決めてばしっとコミットすること。
すると面白いもので、急に視界が開けてきてこっちだ、ってわかるのね、そしてちゃんとたどり着けた!
とりあえず先約がいたので岩場にすわって足だけ浸してぼーっとしていると、たぶん、わたしの様子がすこし尋常じゃないと思ったのでしょう、それまではしゃいでいた先約のみなさん(全員タトゥーを入れた男女のグループ)は静かに出ていって、わたしひとりになったんです。
で、水着を持ってこなかったけどいいや、と、思いきって服を脱いでブラ&パンツで入り、しばらく浸かっていると精霊からのメッセージ、そして涙、涙、涙。。
なんか、下は溶岩ごつごつで足ぶつけたりするし、魚とかちっちゃなエビがいてお尻ばっかりチクチク刺してきたり、岩場にはカニががさがさ歩いてるし、油断してると上からココナッツがどさどさ落ちてきてまじで危ないんだけど、それもいいんですよねえ、自然で、あたりまえで、みんな生きてる感じで。
泳いだり浮いたり潜ったり、じゅうぶん堪能させていただき、誰もいなかったので素っ裸になって着替え、ほんとうにどうもありがとう、と感謝と祈りを捧げ終わったところで、ひとがやってきたのでハローと笑って去りました。すごいタイミングでした。
そして、またビーチまで戻るとこれが。
泣いちゃったよね、誰だか知らないけどなんかもうにくいよね。
で、わたしもならって、左に小さいのをつくりました。
ハート型のサンゴも発見したので、真ん中に置いて。
旅の締めくくりに、素晴らしいギフトをもらいましたね。
ほんとに最高だったなー。
というわけで、全然帰りたくなかったのですが、帰ってきました&通常運転に戻ってます。
それではまた。
ハワイのことは、また書こうと思います。
どこにいても、いい感じの毎日を☆